シュランケンカーフ　コインケース

シュランケンカーフ（ドイツシュリンク）でコインケースを作りました。

シュランケンカーフは、ドイツのぺリンガー社が生産するシュリンク革です。
シュリンク革とはクロム鞣しの革の一種で、名前の通り、なめした牛革を薬品でギュッと収縮させたもので、その収縮が独特のシボとなります。
傷などが目立ちにくく、また水や汚れにも比較的強く、クロム鞣しらしい鮮やかな発色が特徴です。

シュリンク革はこの独特のシボを型押ししたものも多いですが、シュランケンカーフは型押しではなく、収縮のみで生まれたシボを持っています。
ですので繊維が非常に密できめ細かく、柔軟でありながら高い耐久性を持っています。

このシュランケンカーフの特徴をお気軽にお手元で楽しんでいただけるよう、シンプルなコインケースに仕立てました。
ふっくらとしたシュランケンカーフの良さをできるだけ引き出せるように、芯材もほぼ使っておりません。柔軟でありながらしっかりと堅牢なコインケースです。

また、革の裏面はトコ面とも呼ばれ、製品になるとほぼ見えないものですが、革の質がよくあらわれる部分でもあります。シュランケンカーフのなめらかで密度の詰まったトコ面を実感していただけるよう、コインケース内の一部にはあえて裏生地を使用しておりません。

馬蹄型コインケースのように、開いて傾けるとコインが取り出せるようになっています。
車のキーなどをそのまま入れて、キーケースのようにお使いいただいても良いと思います。

カードポケットはごく一般的なカードが入るサイズです。ICカードなどを入れて、ちょっとしたお出かけやジョギングなどの際の、気軽なお財布としてもお使いいただけます。

HPリニューアル記念といたしまして、このコインケースをご用意しました。ひとまずは在庫限りとなりますが、今後も継続して販売する予定です。

※皮革は天然素材のため、素材由来の傷やシワなどがある場合があります。また色や模様の出方が写真と違う場合がございます。ご了承ください。
※カードポケットはあまりたくさんのカード等を入れると伸びてしまう可能性がございます。ご注意ください。